Complete text -- "The Last Unicorn 『最後のユニコーン』読解メモ191"
09 April
The Last Unicorn 『最後のユニコーン』読解メモ191
"For a meal?" Schmendrick stood up, knocking his chair over. He leaned on the table with both hands, breathing harshly. "Is that the going rate these days? "
「暗殺の代償が一回きりのもてなしか?」シュメンドリックは激しく立ち上がり椅子を倒しました。両手をテーブルについて、激しく息をつきながら言いました。「それが最近の相場なのか?」
突然のシュメンドリックの態度の変化であるが、悪どい暗殺を依頼するドリンに対して怒りを感じたというよりも、暗殺を請け負うに当たって、報酬の交渉を有利に行うために意図的に高圧的な態度をとったと理解することができる。
用語メモ
going rate(相場):依頼した仕事に対する通例の報酬額が“相場”である。売るものがいて、代金を支払うものがいれば自然と値段は生まれる。人の命に値段がつくのも、ごく当然のことである。命や芸術に値がつけられるのが不自然と感じられるのなら、逆に大根や人参に値段がつけられることが奇妙であると感じられなければならない。
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作品研究サンプル
▼『不思議の国のアリス』とファンタシーの世界
・映画“ラビリンス”とアリス
・映画“ドリーム・チャイルド”とアリス
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(論文、アンチ・ファンタシーというファンタシー(13)「荒唐無稽とアナクロニズムとペテン的記述―『最後のユニコーン』における時間性と関係性の解体と永遠性の希求」を公開中)
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